NEDOと経済産業省は、「東京GXウィーク2023」の一環として、9月27日、「第5回カーボンリサイクル産学官国際会議2023」をヒルトン広島において開催しました。

会議では、経済産業省 吉田宣弘経済産業大臣政務官による開会挨拶に続き、アメリカ合衆国 ノア・ダイク化石エネルギー・炭素管理局 次官補代理をはじめとする各国政府関係者や、東アジア・アセアン経済研究センター（ERIA）など、世界のリーダーからカーボンリサイクルに対する取り組みや期待についてスピーチがありました。

会議の後半では、専門家パネルディスカッションが行われ、「カーボンニュートラルに向けたカーボンリサイクル燃料（e-fuel）の果たす役割」、「カーボンリサイクル市場の国際的な広がり」、「実証研究拠点を通じた担い手の創出」、「産業化の加速に向けた企業間・地域間連携の推進」の4つのテーマについて活発な議論が行われました。このうち「実証研究拠点を通じた担い手の創出」の議論には、NEDOからもパネリストとして参加しました。

最後に、NEDO斎藤理事長が本会議の結果を紹介するとともに、NEDOはカーボンニュートラルの実現に向け、カーボンリサイクルの実証から実装、さらに国際協力に向けて、今後も様々な取り組みを進めていくことを述べ、閉会挨拶をしました。

会議には、20の国・地域から約800名の参加（現地参加 229名、オンライン参加 589名）がありました。また、公式サイトでは、関係企業の取り組みについても動画で紹介しました。

転載元：https://www.nedo.go.jp/ugoki/ZZ_101223.html